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測定器を校正するには大きく2通りのやり方が存在

巷にあるいろんな値を計測する測定器は長期間何度も使用していると段々と狂いが生じてくる場合があります。
家庭での日常の経験としては体重計や時計などが一例として該当するかもしれません。
そのまま放置していると狂ってる値を正確な値と信じ込んでしまうため、後になって取り返しのつかない事態になる場合が出てきます。
そのためその取り返しのつかない事態にならないように定期的に補正作業を実施しないとなりません。
その補正作業のことを別の表現で校正と呼びます。
この校正という作業をする場合は、自分で対処するやり方と専門業者に依頼するやり方の2種類に大きく分けることができます。
専門業者に対処する場合はノウハウがありまして信頼性は高くなりますが、反面として依頼料金がかかることになります。
逆に自分で対処する場合は依頼料金はかかりませんが、その作業のための設備投資やノウハウ取得のための経費と時間がかかるようになります。
この校正をする周期は厳密に決められていないため、定期的に実施する間隔は独自で模索決定しないとならない面倒がやってきます。
ただその各測定器のメーカーが推奨する間隔は1年だとされています。
検査間隔を長くすれば機器検査自体の面倒からは解放されます。
ただ検査のたびに狂いの値が大きいことを発見すれば、前回実施前までにその測定器で検査したすべてを対象にもう一度やり直す手間と時間とコストがかかってしまうことになります。



測定器による校正の大切さを把握して、必ず実施する

測定器による校正をきちんと行うことこそが、製造業を支えていると言っても過言ではありません。
ではこの校正をする理由はと言いますと、ISO9001の、監視機器及び測定機器の管理によれば、定められた間隔または使用前に、国際または国家計量標準にトレース可能な計量標準に照らして、校正または検証するとなっています。
そして、ISO9001の要求を満たすだけでなく、自社製品の品質・使用の確保・保全のためでもあります。
ISOでは、期間や期限は定められていませんが、定期的に行うのが原則です。
これをすることで、期間中の計測機器の状態を確認・立証することが可能になり、製品の品質が確保・保全されたことを間接的に立証することになります。
周期についてですが、自身で決定することになります。
前述しましたように、ISOでは期間・期限は定められていません。
一般的に多くの計測機器メーカーは、年に一回を推奨しています。
実績を積んで行って、その企業に合ったかたちを見付けることが理想になるそうです。
そして安定した周期を確保していくために、基準となるブロックゲージを用意して、日常点検、月点検、年点検をきちんと実施して行くことが大切なことになるそうです。



測定器の校正を社内でできるようになるには

測定器の校正を社内で出来るようになれば会社的にすごく助かることが多いです。
社外で測定を依頼すると人件費、移動費などがかかり見積もりなどをみると驚くことがあります。
まず社内で人材の準備が必要になっています。
そこから校正員の教育手順を作成し、そこから教育の実施が必須になってきています。
短期間で覚えてもらうためにも、しっかり校正手順を明確にして、要点をまとめてマニュアルや機器管理リストの整備が必要になってきています。
測定員になるには業務はもちろんですが、ISOの本質を捉えることが必要になってきます。
測定員がきちんとすることで良いサービスや良い製品を提供することにつながってきます。
それにより会社の価値が上がり、売り上げも上がりいいことだらけです。
社内の測定員でどうすることができない場合は社外の専門業者にお願いした方が良いこともあります。

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