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校正を受けていない測定器の購入には注意しよう!

 校正を受けていない測定器の購入には注意が必要です。どこでも大きな音で鳴ってしまう恐れがあるからです。機械好きの人ですと、秋葉原の電気店等に売っている「測定器キット」の部品を組み立てて、プラモデルを組み立てる感覚でなんでも組み立ててつくってしまう器用な人を見かけます。
 見た目の体裁さえ整っていれば、個人がプラモデル感覚でつくった「測定器」と書かれた謎の機械をネットオークションで売ることも可能ですが、校正を受けていないため、飲食店でも駅でも会社のトイレでも休憩所でも、どこでも大きな音で鳴ってしまい、騒音で迷惑がられてしまう恐れがあります。
 携帯電話の呼び出し音や、一昔前の電子ペットのように、周囲が気にしない小さな音で大人しく鳴る分には問題ないのですが、酷い事態ですと取り寄せて起動した瞬間からやかましく、スイッチの切り方がわからないという困った事態も起りかねません。

 地方の田舎の小学校では、校舎の各階の廊下に設置してある火災報知機が、火災が発生していないのにしょっちゅう大きな音で鳴ってしまう事態が稀に見受けられます。毎日のように鳴っていても生徒も先生も「ああ、またか」と思うだけです。
 しょっちゅう大きな音で鳴ってしまうのに、なぜか授業参観日の日には静かだったりします。故障なのかワザとなのかはケースバイケースでしょうが、故障しても直す予算がその都度かかり、学校側がその都度修理する気力を失っている場合もあります。
 小学校低学年のイタズラ好きの幼い生徒が、イタズラ目的で押してしまうわけです。イタズラを阻止するために、ワザと鳴らせている場合もありますが、本末転倒ですし大変危険ですし、修理には多額の費用が掛かります。本当に命に関わる危険がやってきたとき、感覚がマヒしてしまいます。
 イタズラ好きの生徒も、本当に怖い震災も、多額の修繕費用も全て未然に防ぎたいのであれば、月一回程度の学校全体での防災訓練が必須です。「理科室から火災が発生しました。生徒は速やかに避難してください」という、実際の災害を模した避難訓練を定期的に行ってこそ、危機回避能力が磨かれます。
 入学時はふざけていた生徒も、すぐに感化されて半年後には真面目になるものですが、学級崩壊が起きている小学校ですと、全体で訓練を行うことそのものが非常に難しいかもしれません。しかも、卒業すると避難訓練に参加する機会が無くなり、違う意味で感覚がマヒしてしまいます。

 測定器は、個人が作成した小型の物で、スイッチを切っても騒音が発生してしまうような代物でしたら、最終的には機械ごと壊すしか方法がありません。騒音のする手の平ほどの大きさの金属製の機械を黙らせるには、中身を開いてコードを全て切るか、水につけることです。
 それが冷静にできれば良いのですが、短絡的な人ですと薬品を使うことを考えてしまい、それがさらなる騒動を呼び起こす場合もあります。

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